昨日、行政府の表敬、島民との意見交換会では北方四島における共同経済活動について大きな関心が寄せられており、具体的案件まで話題になった。
 今月末の官民調査団の四島訪問はタイムリーである。日露両国とも性善説に乗っ取り新しい枠組みを作ることである。
 昨夜20時(日本時間18時)、択捉島内岡を出航し、今朝9時(日本時間7時)古釜布沖で出域手続きをし、一路根室に向かい正午到着。12時半過ぎから記者会見をし、全ての予定を済ませる。
 悪天候で一日船内で足止めされ「中止」の言葉が頭を過ったが、実施できて何よりだった。
 ビザなし交流も今年で25年、ゴルバチョフ大統領が訪日された際、提案された本事業だが、早いもので4分の1世紀を数えることになる。一日も早い平和条約締結に向け、安倍総理に頼るしかない。
外交には相手がある。その相手がテーブルに付かないような話は国益を損ねる。未来志向で新しいアプローチでお互い良かったと思わせる状況を作るしかない。
その為には現実的解決に向けた声を領土返還運動原点の地、根室市、管内から北海道から強く声を上げなくてはならない。そのことが平和条約締結へと繋がるのである。
 安倍総理が現在行っている、考えている対露外交を全面的に支持するものである。
 
※ベラウソワクリル地区長と

※交流会乾杯の挨拶

※船上より国後島爺爺岳を望む

※散布山

※ビザなし交流帰港

※記者会見