世界各地でテロが起き、多くの人が犠牲になられている。また、北朝鮮の動向も世界が緊張感を持って対処している。
 そういう状況の中で日本の国会は相も変わらず加計学園の獣医学科新設問題を議論している。
 四国4県の知事の要請を受け、公明正大に諸手続きを踏んでの決定事項を頭から安倍総理が関与しているという野党の質問は聞いていても一方的であり、腹立たしい限りである。
 15年前、私も国会で色々言われた。週刊誌や一部メディアの正しくない、作られた報道で私は悪者扱いされてしまった。現に国会で「疑惑」と言われた件で立件されたものはない。
 私の経験からも為にする話、真実でない話、最もけしからんのは間違った情報でそれを鵜呑(うの)みにして国会質問することは私の時で止めてほしいと願っていたが、未だ野党は15年前と同じである。
 もっとも滑稽な話は昨日も「国権の最高機関国会で明らかに」と野党の議員は言っているが、それならば国権の最高機関国会に相応しい議論をしてほしいものだと中継を聞きながら思った次第である。
 自分の足で、自らの手で調査し、裏付けを取ったもので質問するならいざ知らず、他所(よそ)の、しかも正しくない情報、一方的な話を基に質疑するのは国会議員自らが神聖なる国会を冒涜(ぼうとく)していることになる。
 もっと落ち着いた環境で堂々たる質疑をしてほしいものだ。