昨日は「こどもの日」、総務省は4日に15歳未満の子供の推計人口を発表している。
 前年比(4月1日現在)、17万人減の1571万人で、1950年以降最少で、1950年35.4%だった子供の割合は1971-1974年の第二次ベビーブーム後は減少を続けているという。
 人口に占める子供の割合で最も高いのは沖縄県で17.2%、最も低いのは秋田県の10.3%で次に北海道、青森県で11.2%という数字になっている。
 子供は国の宝、明日の日本の担い手であるが、年々少なくなっていくことに危機感を持つ。どうしてこんな状況になったのかしっかり考えなくてはならない。
 少子化は他の先進国でも見られる。どの国にとっても子供は尊くかけがえのない財産、宝である。地球環境と共に「こども」を考えていきたいものである。
 5日朝日新聞1面に「米・キューバ交渉の舞台裏 法王の密書 オバマ氏を動かした」、2面に「歴史的和解へ 私は飛んだ 米・キューバ・バチカン 密使の旅」という見出し記事がある。
 米国とキューバの関係改善で仲介役を務めたのは初の中南米出身として13年3月に就任したローマ・カトリック教会のフランシスコ法王だった。
 法王の密使として両首脳にその言葉を伝えたハイメ・オルテガ枢機卿で、秘密交渉の詳細を語っている。
フランシスコ法王の密使として歴史を作った立役者の言葉はまさに歴史である。