昨日、安倍総理は超党派議連の「新しい憲法を制定する推進大会」に出席し、「『機は熟した。憲法改正という大きな目標に向かい、節目の年に必ずや歴史的な一歩を踏み出す』と意欲を示した。『今、求められているのは具体的な提案だ。改憲か護憲かといった抽象的で不毛な議論から卒業しなければならない』と強調した。衆参両院の憲法審査会については『現実的な議論を行う必要がある。自民党は圧倒的第一党として具体的な議論をリードしていく』と語った。」(東京新聞2面)
 とてもわかりやすく現実的な言いぶりである。憲法施行から70年、ほかの国と比べて70年も一言一句変わらないのは日本だけである。時代にあった憲法づくりが求められているのではないか。
 昨日の同じ会合に中曽根康弘先生が出られ、ご挨拶される姿をテレビから拝見したが、今年99歳にして矍鑠(かくしゃく)とはっきりした言葉遣いで憲法改正について述べられていたが、頭の下がる思いである。
 まさに真のリーダー、歴史上の人物とつくづく感じた次第である。中曽根康弘先生のご長寿、ご健康を心から願ってやまない。