昨日の選抜甲子園第3試合、40年ぶりに21世紀枠で甲子園に還って来た高知中村高校に甲子園全体が歓迎する雰囲気が伝わって来た。

 40年前、わずか12人の選手で「24の瞳」と言われた。今回16人の部員で晴れの甲子園である。

 最終回5対0、なんとか1点を取らせたいという甲子園の空気に見事応えた貴重な尊い1点が入った。

 NHKアナウンサーの「中村高校40年振りの甲子園得点です」と感慨深げに伝える言葉に感激した。

 健闘むなしく残念ながら負けてしまったが、甲子園に爽やかな姿を見せた中村高校球児に拍手を送りたい。夏にまた戻って来ることを待ちたい。

 日ロ外務・防衛閣僚協議(2プラス2)が2013年11月の初会合以来、3年4か月ぶりに開かれた。

 ウクライナ問題でG7(先進7カ国)での制裁に日本も加わったため時間がかかったが、昨年5月6日のソチでの日露首脳会談以来、特に昨年12月の山口県長門市、更には東京での会談で安倍首相とプーチン大統領の信頼関係が深まっており、その流れの中での2プラス2である。

 安倍総理が4月末ロシアを訪問し、プーチン大統領と会談することも合意され、今年も日露関係が大きく動いていくことだろう。

 何よりも信頼関係を構築することが一番で、その上で領土問題解決、平和条約締結に繋がるのである。

 安倍総理の新しいアプローチ、未来志向での日露関係発展を目指す考えは正しい頭作りである。