民進、共産、自由、社民の野党4党は国対委員長会談で、稲田防衛相の辞任を要求することで一致したとニュースになっているが、自分達の質問、考えと違うならば「辞任」というのは、あまりにも一方的ではないか。

 防衛省の中で報告が遅かったことをもとに「隠ぺい体質」とか「シビリアンコントロールが利かなくなる」と民進党の山井国対委員長は言っているが、国民は、そうは受け止めていないのではないか。

 いわんや十分な質問通告もせず、揚げ足取り的な質問の仕方はフェアではない。もっと大所高所からの判断をすべきでないか。

 「民進党の人達は自分達が政権を担っていた時どうだったか。経験不足が露呈し、民主的手続きによる選挙で惨敗した厳粛な事実をまだ判っていないのでは」と言った声が、私のもとに寄せられている。

 こうした国民の声をしっかり受け止めて、国家国民の為、汗をかいて欲しいと願ってやまない。

 もっと大所高所からの判断をしないと国民は一層離れていくことだろう。

 金正男氏がクアラルンプール空港で殺害されたニュースが世界を駆け巡っているが、いろんな事があるものだ。

 朝日新聞によると、12年にも暗殺未遂が中国であったと中国政府関係者が明らかにしたと1面トップで報じている。

 マレーシア警察は、2人を逮捕したとしているが、これから事実関係がどうなっていくのか世界が注目している事だろう。