データに基づき日本一寒い町として日本気象学会が認めた故郷陸別町で、昨日18時から第36回しばれフェスティバル開会式に出席する。「しばれ」とはとっても寒いという意味だ。

 振り返れば37年前、私の同級生や若者数人で立ち上げた、寒さを逆手にとって町おこしをしようと始めたイベントである。今や全国的に注目される冬の行事となった。昨日も全国から大勢の人が来て下さった。

このイベントが日産自動車のテストコース誘致にも繋がった。若者の知恵が町発展に大きく貢献した事例である。

開会式の挨拶の中で私は、昭和57年第1回目の事、当時の杉田稔町長、そして金澤紘一町長、現野尻町長の事など触れながら、第1回目の主だったメンバーを紹介し、私自身感慨深かった。

今朝の陸別町は、マイナス22度で、真冬としては暖かい方だった。小・中学生の頃、マイナス30度の中、学校に通った事を思いだし、厳しい自然が鈴木宗男を鍛えてくれたと感謝した次第だ。

町おこし、村おこしは地道にそれぞれの地の特性を活かし、長く繋いでいく事が一番である。その意味で陸別町の「しばれフェスティバル」は良い例だと思っている。

北海道には、四季折々の自然と大地の恵みがある。北海道にしかないアイヌ文化、歴史もある。

21世紀、明日の日本をつくる北海道、北海道が良くなれば日本がよくなる。新党大地の旗を自信を持って高く掲げて参りたい。

 

※第36回しばれフェスティバル