冬のスポーツ女子スキージャンプというと高梨沙羅選手がいつも優勝し話題になるが、昨日のワールドカップジャンプ女子第7戦札幌大会、伊藤有希選手が2回とも最長不倒トップでまとめ、ワールドカップ初優勝を飾った。

 北海道下川町の大先輩、男子ジャンプのレジェンド葛西紀明選手の後を追って頑張ってきた姿が結果となって表れた。

 高梨選手も2年先輩の伊藤選手を尊敬し、その背中を見て励みにしていたというからドラマである。

 良きライバル関係が続くことは、日本の女子ジャンプ界にとっても更なる極みに向けて喜ばしい限りである。

両選手の平昌オリンピックでの活躍が今から楽しみである。

 今日の報道番組はNHK、民放とも20日に米国大統領に就任するトランプ氏が話題だった。

 民放では記者会見で記者とのやり取り、特にトランプ氏の激しいもの言いについて様々な意見が出ていた。

 各人の考え、意見を聞きながらつくづく思うことは、報道は正しいことを正しく報道するのが一番である。好き嫌いの印象で、イメージで判断してはならない。特に裏付けのない話を勝手な思い込みで報道することはあってはならない。それは私の経験からである。

 この点、今、アメリカで起きていることは日本にも当てはまるのではと感じた次第だ。

 トランプ氏がスキャンダル的な話にあれだけはっきり反論するということは自信があるからだろう。そうでなければあそこまでCNNとぶつかることはないと思う。

 いずれにせよ、久し振りに率直にものを言うリーダーが誕生したものである。

 かつてアメリカでレーガン大統領が登場した時は、期待感、評価は低かった。しかし2期8年きちんとアメリカ大統領としてその職責を果たし、その功績は称えられている。

トランプ氏は政治経験がないことに不安視されているが、頭の使い方によって大化けする可能性があるのではと思うことがある。

 いずれにせよ、本人がどう頭を使って行くかと思うものである。

アメリカと世界の安定のため、堂々たる大統領になってほしいと願うものである。