トルコの首都アンカラでトルコ駐在ロシアのアンドレイ・カルロフ大使がトルコの警察官に射殺された。何という出来事か。

 早速10時半、在京ロシア大使館に弔問に伺った。アファナシェフ大使が出迎えて下さり記帳の後、20分ほど先の日露首脳会談について意見交換した。大使の考え、見立てと私の認識は一致しており、何も問題なかった。

 報道機関の扱い方、受け止めも話題になり、私はこれまでの社によっての考え方、時代的背景等によって日本の場合、脈々たる流れがあること等、日本の特殊性も説明しておいた。

 いずれにせよ平和条約締結に向け、司々の皆さん方にしっかり働いてもらうしかない。

 安倍総理が国益の観点から関係者に上手くグリップをきかせて行くことだろう。

 安倍総理は昨日の講演で来年早期の訪露に言及し、9月6・7日のウラジオストック東方経済フォーラムの出席も予定しており、G20(主要国首脳会議)、APEC(アジア太平洋経済協力)等、様々な機会を通じて来年も今年同様4回の首脳会談は可能である。

 何よりも首脳同士の信頼醸成が一番なので、やはり安倍総理にかかっている。

 来年も安倍総理が更に一歩進めて戴けると確信するものである。