天皇陛下のお言葉により政府が設置した「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」は16人のヒアリングを済ませ、御厨座長代理が記者会見している。

 報道から退位に賛成、容認は9人で、反対、慎重は7人と出ている。容認の意見を述べた中でも特例法、特別法でと皇室典範改正でとの意見が分かれているそうだ。

年明けにも政府は有識者会議の論点整理公表を見て、来年の通常国会に法案提出をするとのことである。

 一方、天皇陛下は学友にお言葉の20日前にお考えを伝えていたと東京新聞が書いている。

 電話を受けた本人の証言を読み、改めてお言葉の重みを感じたものである。その陛下のお言葉に多くの国民が陛下のご意向を尊重すべきであることが各種世論調査でも明らかになっている。

 専門家はじめ関係者の皆さんはよくよく考えて最善の取りまとめをしていくことだろう。