佐藤優さんが昨日16時から自民党外交部会などの合同会議に講師として呼ばれ、北方領土問題について正確な歴史的経緯、事実関係を述べ、12月の日露首脳会談についての佐藤さんの見立てを述べられたそうだ。

 佐藤さんからは自民党から声がかかった時も連絡があり、昨日も終了後報告があった。

なんと自民党本部訪問は15年振りだったと感慨深げに述べていた。私が平成14年離党してから初めてということである。

 佐藤さんのお話に出席された皆さんもよく耳を傾けられ、現実的な領土問題解決に向けての意見交換もできたと佐藤さんは満足されていた。

 佐藤優さんの重み、存在を考える時、やはり自民党は経験と知恵があるとつくづく思ったものである。

 佐藤さんの話を聞いて北方領土問題の歴史の事実を初めて知った人も多かったのではないか。

 是非とも今後の政治活動に生かしてほしいものである。

 韓国では大統領府の前政策調査首席秘書官も拘束されている。今後どのような流れになるのか。

朴大統領の求心力はどうなるのか。隣国での出来事であり、関心を持たざるを得ない。

 それにしても政治の世界、権力を巡りさまざまなうごめきがある。世の東西を問わずこの点、共通しているものだと国策捜査にあった者としてしみじみ考えるものである。