築地市場の移転先となる豊洲市場に盛り土がなかった問題で、土壌汚染対策を検討する有識者による専門家会議が初めて開かれ、なんと5時間にも及んだと報道されている。この会議には、卸売業者など関係者が100人も参加している。こういう場に小池知事が進んで出席し、広く意見を聞き、どうしたら豊洲市場が食の安心、安全になるのか、意見交換すべきでないか。専門的な嫌な問題は、学者でというやり方で良いのだろうか。まさに小池知事のリーダーシップを示すべきである。

 一方、その小池知事は、2020年東京オリンピック・パラリンピックのボート、カヌースプリント会場の代替地に挙げられている宮城県登米市の長沼ボート場を視察している。

 民主主義は、手続きが一番である。その手続きをもって最善、最良と判断した場所をお金がかかりすぎる不透明だというなら、やはり手続きを取るべきである。

 東京オリンピック組織委員会ができている。関係機関とよく打ち合わせをして進めるべきでないか。あたかも宮城県登米市にもっていくと思わせるような外堀を埋めるやり方は独善的である。

 埼玉県に代替出来る場所もあると上田知事は話している。ここは関係者それぞれよく協議して進めるべきでないか。

 せっかくの平和の祭典、しかも東京である。内でのゴタゴタでオリンピックを傷つけてはならない。

 大人の対応を強く望むものである。

 いまや正月の名物となった、2、3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝競走の予選会が昨日行われ、すでにシードされている10校に予選会を勝ち抜いた10校と出場校が決まった。

夜のスポーツニュースで歴代最多14回の優勝をもつ、しかも87回連続出場の記録をもつ中央大学がなんと予選11位で連続出場記録が途絶えた。

 1年生を主将にし、復活を図ったが時間が足りなかったということか。

 来年、中央大学が見事カムバックする事を期待したい。どの勝負の世界でも厳しいのは当然だが、タスキが途絶えた事の無念さは学生にとって大変な事である。

 こうした経験を人生に生かすのも大事である。来年、復活した中央大学の姿を楽しみにしたい。

 昨日、今日と北海道は秋晴れで朝・夕は一桁の気温だが、日中は20度を超えた地域が沢山ある。自然の恵みに感謝しながら、帯広、足寄、釧路、厚岸と廻った。

 今日は、釧路市長選挙の告示日で、現職で1回目から新党大地が推薦しているえびな大也候補の出陣式に出席する。必勝の思いを込めて玉串奉奠した。

 午後の便で札幌に出て、16時から10月のウォーク&トークを行う。北方領土問題等について私の考え、意見を述べた。

 大通公園では今年最後となるウォーク&トークだったが、天気のおかげで大勢の人が足を止めて下さり有難い限りだった。

 17時過ぎから10月札幌大地塾勉強会。現下の政治状況について私の認識を話し、質疑応答した。

 北方領土問題解決に大きな期待をするのは結構だが期待値を上げてはいけない。外交には相手があり、日本の主張が100%通る事はない。しかも戦争で失った領土を一滴の血も流さず話し合いで解決する例は過去にない。

 歴史的な交渉に望む安倍首相を信頼し、世論を挙げて安倍総理頑張れと激励し、安倍首相の決断・決定を支持する事が国益にかなう事だと話し理解を得た。

 

10月ウォーク&トーク

大地塾10月例会