昨夜20時から22時までBSフジ「プライムニュース」に出演し、飯島勲氏と北方領土について対談した。司会の反町氏のリードで約2時間があっという間だった。
23時15分からテレビ朝日「橋下×羽鳥」の番組で前半は北方領土、後半は私が次の選挙に出るか出ないかがテーマだった。
 北方領土については「ロシアが100点、日本が0点、逆に日本が100点、ロシアが0点という外交はない。北方四島のうち歯舞・色丹の日本への引き渡しを約束した1956年の日ソ共同宣言の履行を決めた次に国後島・択捉島をどうするかを話し合う現実的解決しかない。お互い折り合いを付けるのが良い外交である」と述べた。
 来年4月29日、私は公民権を回復するが、橋下氏は「あっせん収賄、受託収賄は政治家にとって重いことだ。出るべきでない」という主張だった。私は民主主義は国民が決めることだ。公民権が戻ると出る資格もあるし、有権者が決めることだと主張した。
橋下氏は「司法の判断を軽く見てはいけない」とも言っていたが、私の事件のことを良く知らないで話をしているように受け止めた。
 「やまりん事件」関係者は「検察に言わされました。証人として法廷に出る前に検察から呼び出され、3日前からQ&Aを見せられ、こう聞くからこう答えろと資料を渡されました」と私が出所後新しい証拠が出てきた。
また、日本は調書主義で裁判官は判決を出す。その調書は真実のものでなく密室で検察のシナリオ・ストーリーに添って作られたものである。
 やまりん関係者は今になって「検察から鈴木につくか、こちらに協力するか。こっちの狙いは鈴木一人だ。鈴木に協力するならば盗伐事件をもう1回やるぞ」と脅かされ検察側に都合の良い言いなりの調書であることを橋下氏は知っているのか。司法が間違った判断をして冤罪事件が何件も起きていることを指摘したい。
 今の検察の在り方、司法の在り方について橋下氏とゆっくり話をしたいものである。