昨日16時根室港を出港し、20時(現地時間22時)国後島古釜布港に入り船内泊。波もなく穏やかで助かった。
 5月20日から23日までの今年最初のビザなし色丹島訪問も天気に恵まれたが、今回もスタートは上々である。
 16・17・18日、3日間好天であることを願うのみである。
 根室港を出発する際、長谷川根室市長、田塚市議会議長、元島民の代表者、私の後援会中林会長、遠藤幹事長(根室市議会議員)はじめ、沢山の関係者が見送ってくれたが、いつも思うことだが1年でも1日でも早くこうした光景が無くなってほしいと思う。
 我が国固有の領土と言いながら、戦後71年一つも還ってこないこの現実に申し訳ない気持ちで一杯である。
 しかし安倍総理はプーチン大統領と強い信頼関係を結び、必ずや年内に領土問題解決の道筋を開いてくれるものと確信している。
 あの9月3日のウラジオストックでの東方経済フォーラムで両首脳がお互い心を込めて親愛の情を持って「シンゾウ」「ウラジミール」と呼びかけ合ったことは、まさに歴史の一ページを飾り、スタートしたものと受け止める。
 11月19・20日、ペルーリマでの日露首脳会談、12月15日の山口県長門市へのプーチン大統領の訪問決定はその証である。
 安倍総理を支えるプレーヤーの乾坤一擲の尽力を期待したい。