９月９日（金）

　政府は天皇陛下の生前退位について皇室制度の在り方に関する議論を生前退位に絞る方向で検討に入ったと報道に出ている。
　女性天皇、女性宮家の創設の議論と分けて生前退位を先に進めて行く考えだ。
　天皇陛下が国民にお言葉を述べられたことを重く受け止め、陛下のお心に沿った議論をして戴きたい。
　世論調査でも国民は陛下のお言葉に理解を示し、お言葉に沿って進めるべきだとの意見が圧倒的である。
　陛下の思いに沿った実りある議論を願ってやまない。
　民進党の代表選が行われているが、北海道では代表選よりも台風７号・１１号・９号、そして１０号での被害で、関係者も代表選どころではないだろう。そして代表選よりも復旧、復興の方が最優先ではないか。
　政府・与党は極めてスピード感のある閣僚の現場視察、与党議員の動きである。鈴木貴子代議士も精力的に現場を見、関係者を激励している。
激甚災害の早期指定を８月３１日、安倍総理、菅官房長官に直接お願いしたが、北海道も現状を把握し、政府にお願いしている。こうした災害では与党も野党もなく皆で取り組むことが一番である。
　政治の価値、重みを示していく必要があるのではないか。