安倍首相は世耕経済産業相を新設した「ロシア経済分野協力担当相」に任命した。
 8月3、4日のムネオ日記で「世耕官房副長官を経済産業大臣に起用したが、日露関係を考える上で良いメッセージになることだろう」「岸田外相の留任、世耕経済産業大臣の起用は日露関係シフトと受け止め、歴史の一ページを切り拓くものと期待してやまない」と書いたが、私の読みは間違ってなかった。
 5月6日、ソチでの日露首脳会談で安倍首相は新たな8項目の新アプローチを提案したが、経産省の占める役割は大きい。
特にエネルギー関連は最たるもので、経産省抜きには出来ない。そういった点でも世耕大臣に寄せる期待はいやが上にも高まってくる。
 世耕大臣はしっかり安倍首相の意を組んで取り組んでいくことだろう。
 北海道では台風10号による大雨で3人が行方不明になり、また、橋の崩落、JRの運休等、今尚混乱が生じ、特に農作物の被害が甚大である。
 農家にとって作付けしたものは家族同様、子供と同じである。あと一ヶ月で収穫という時期での天災に農家の皆さんはやるせない思いであろう。
 共済に該当する作物はそれなりの補償が出来るが、該当しない作物にも配慮しなくてはならない。まさに政治の出番である。
 31日、安倍総理・菅官房長官にも激甚指定、速やかな対策、対応を直接お願いしたが、すでに現場視察等動いており、政府・党一体で取り組んでいる。このスピード感を持って事に当たって戴きたい。
 10時から上川管内美瑛町で濁沼圭一さんの告別式で弔辞をする。
 43歳で奥さんと4人の子供を残しての旅立ちにご本人がどんな思いでいたかと察する時、胸が痛む。心からのご冥福をお祈りした次第である。