北海道では3つの台風の影響による大雨で土砂崩れが各地で起き、JRは札幌から帯広・釧路・網走行き等、69本が運休している。
 根室管内羅臼町では道々の斜面が崩れ760人が孤立し、610戸が停電、町役場は船で救出を始めている。
 昨日、羅臼町を訪れた鈴木貴子代議士からも被害の生々しい報告がきて、早速関係者に要請したとのことだった。
 かつて「地の涯」と呼ばれた羅臼町だったが、森繁久彌さんの知床旅情で全国的知名度が高まり、私も道路整備、港湾整備に汗をかいてきたが、いかんせん一本道である。その道路が寸断されると生活が出来なくなる。
漁船を使い漁港から漁港へと生活物資の運搬、避難する方の移動をしているが、今日からまた大雨の予報が出ており心配だ。
 羅臼町は冬になると暴風雪の為、国道が通行止めとなることがあり、孤立状態となる。
自然と向き合い、自然と折り合いながら生活する羅臼の皆さんのお顔を想い出しながら、一日も早い復旧に向けて関係者にしっかりお願いした次第である。
 鈴木貴子代議士は今日からビザなし訪問で北方領土国後島に行くので留守の間、私がサポートして行きたい。
 昨日も触れたが、埼玉県東松山市で16歳の少年が殺された事件で一昨日一人逮捕されたが、さらに4人逮捕された。
 「電話やメールを無視したから殺した」と述べているそうだが、何と言うことか。命の重さ、尊さを何と考えているのか。
暴行した少年たちに亡くなった井上君が受けた恐怖をお前達にも与えてやりたいとはらわたが煮えくり返る思いである。
手加減を知らない、これ以上してはいけないと言う自制心がどうしてなくなったのかと自問自答しながら、殺人を犯した子供たちの親の家庭教育はどうなっているのか、生活習慣はどうであったか、ここはきちんと社会問題としてとらえ、こうしたことが再び起きないように万全を期して行かなくてはならない。
 あわせて亡くなった井上君の親も自分の子供はどんな生活をしていたのか、まだ16歳、親の監督責任もある。最愛の子供を失いやりきれない思いで居るだろうが、はたして十分親としての役割を果たしていたのかどうかも明らかにしてほしいものである。
こうした事件をなくすためにも相方(そうほう)の説明責任が必要ではないか。