オリンピック卓球女子団体で日本は2大会連続のメダルを獲得した。
準決勝でのドイツ戦は大接戦だったが、今一歩のところで勝利の女神は微笑まなかった。しかし、この経験を乗り越えての価値ある銅メダルである。
福原・石川・伊藤3選手の頑張りを称えたい。
 男子は明日朝(日本時間)決勝戦だが、堂々たる試合を期待したい。
 この卓球で私の故郷足寄町が係りを持っていることを読者の皆さんにお知らせしたい。
 それは、卓球台が足寄町にある「三英TTF(テーブル・テニス・ファクトリー)」で製造されているのだ。
 テレビに映る青い天板色はブラジルのナショナルカラー緑と青の中間色で、アマゾンの森林をイメージしていると言う。
 脚の部分は鉄ではなく岩手県産ブナを使用し、しかも放物線状である。これも木が持つ自然を現していると言う。卓球台も日本選手の大活躍に満足していることだろう。
 男子決勝でも「日本頑張れ」と天板色の卓球台が声援してくれるに違いない。自信を持って男子は戦ってほしい。明朝が楽しみである。
 それにしても足寄町がこうした形でリオデジャネイロオリンピックに協力していることを嬉しく思うものである。
 日本の匠の技ここにありと「三英」さんの実績を喜ばしく思う。
選手を支える重要な役割を担っている「三英」の皆さんに心からの敬意と感謝を申し上げたい。