昨日から札幌市内を挨拶廻りしているが、どこに行っても「参議院北海道選挙区は鈴木さんの言う通り、選挙は勝ったが、勝負に負けただけです」「自民党2候補の得票数と、民進党2人の得票数を比較すると、自民党が8万票も多いのです。札幌は、長谷川、地方は柿木のすみ分けがしっかり出来なかっただけです」「民進党が2議席取ったと言っても、結果的に票割りがうまくいっただけです。連合が一本で推した徳永エリ氏の票は、6年前、連合が推した藤川さんと同じ票です。鉢呂さんの知名度に負けました。」等々の声が寄せられる。
 有権者は冷静に見ているし、しっかりと分析していると感心するものである。
 自民党北海道支部連合会は、「地方は柿木」とすみ分けし、党本部も、「長谷川は当選確実、柿木をテコ入れすれと大号令をかけたにもかかわらず、それに従わず、やったふりをした議員の責任をはっきりさせるべきだ」という声も至る所で聞かされた。
 やはり、有権者はよく判っていると思った。
 後、一日あれば、いや、遊説日程にもう少し知恵を出せばとか、他人(ひと)の選挙ではあるが、自分に置き換えると、投開票から5日経ったが、やっぱり8,441票差、悔いの残る戦いであったと改めて去来するものである。
 フランス・ニースでテロが起き、80人死亡と報道されている。
 フランス革命(1789年)記念日に合わせたテロである。テロはあってはならないし、断じて許されることではない。
 国際社会協力して情報を共有し、対処していくしかない。日本国内も、それぞれ目を離してはいけないと思う次第である。