バングラデシュで日本人7人が犠牲になった武装勢力による人質事件に改めて憤りを禁じえない。イスラム国(IS)が犯行声明を2日夜出しているが、今こそ国際社会が一致協力して取り組むべきである。
 政府は木原外務副大臣をすぐ現地に派遣し、亡くなられた方々の遺族を政府専用機で現地に向かわせた。「出来る限りのことをする」という政府の姿勢が伝わってくる。
 しかし野党は2日午後から菅官房長官が新潟で参議院選挙の応援をしたことを批判している。共産党の志位和夫委員長は3日記者団に「人命優先といいながら選挙優先の対応をとったのは大変大きな問題だ」と指摘。民進党の岡田克也代表も同日、「危機管理の要は官房長官。どうゆう気持ちで街頭演説をしていたのか」と批判している。志位委員長も岡田代表も頭に虫が入っているのではないかと思う話である。
 2日安倍総理は事の重大性に鑑み北海道遊説を取り止め、官邸に張りつき陣頭指揮している。2人の官房副長官も菅長官の代りに官邸につめていた。犠牲者の全容が明らかになったのは夜中の11時半である。菅官房長官は記者会見している。政府を批判するのではなく、テロを批判するのが筋でないか。
 民主党政権時代に東日本大震災が起きた。あの時の対応はどうだったか。又阪神淡路大震災の時は日本社会党委員長村山富市総理だった。この時の判断はどうであったか。比較すると危機管理に関して安倍総理はスピード感を持ってタイムリーに指揮をとっている。
 テロはあってはならないし、国際社会が結束して見えざる敵と向かい合うべきである。その時に揚げ足取りのような、ただケチをつける様な野党、わけても民進党、共産党の代表者の批判の為の批判は容認出来ない。賢明な有権者は公正公平にご判断いただけると確信するものである。
 参議院選挙も終盤戦。投票日を入れて1週間である。新党大地が推薦する柿木克弘(かききかつひろ)候補は網走管内の遊説を終え、日本最北の地宗谷管内と稚内市を遊説している。
 鈴木貴子代議士は網走管内雄武町まで柿木(かきき)候補に同行した。明日はこれまた激戦をしている定数が2から1になり、現職同志の闘いとなっている宮城県選挙区に入り、自民党公認くまがい大(ゆたか)候補の応援である。
 私の両親は宮城県出身であり、明日は父の実家がある親戚も沢山いる栗原市内が遊説なので、急きょ応援に入ることになった。松山千春さんも駆けつけてくれるので心強い。政治の安定の為に少しでも貢献したいものである。
 鈴木貴子代議士は明日夕方、上川管内士別市遊説で柿木(かきき)候補と合流する予定である。
 安倍総理が8日柿木(かきき)候補の応援に入るとのことなのでまさにこの1週間が天王山である。この1週間候補者の一挙手一投足で当落が決まると私は思っている。自民党の現職ただ1人当選確実である。残り2議席を柿木(かきき)候補と民進党2人、共産党候補とのつばぜり合いだ。
 柿木(かきき)候補が必勝の信念で魂の入った訴えをすることで、全精力をつぎ込んだ戦いをすることによって道は拓ける。柿木(かきき)候補の最後の踏ん張りを待ちたい。