昨日(26日)、NHK討論番組で日本共産党の藤野保史政策委員長は防衛予算が5兆円超えたことについて「人を殺すための予算でなく、人を支えて育てる予算を優先させて行くべきだ」と居丈高に述べている。日本共産党の本性(ほんしょう)を現(あらわ)す発言である。
 番組の中で自民党の稲田政調会長は「言い過ぎだ」と反論し、公明党の石田政調会長、おおさか維新の会下地政調会長は発言撤回を述べていた。しかし民進党の山尾政調会長は何も言わなかった。
 東日本大震災でもこの4月の熊本地震でも自衛隊員が体を張って救助、救難、救援をした姿を共産党は全く理解していないことになる。開いた口が塞(ふさ)がらないとはこのことだろう。
 共産党は自衛隊を無くすと言っている政党であり、つい本音が出たのであろう。こんな共産党と選挙協力をする民進党はどんな政治で日本を作ろうとするのか是非とも示してほしい。
 ただ安倍一強打破を言うのではなく、日本のあるべき姿を示してほしいものだ。
 日の丸・君が代を認めず、自衛隊、日米安保の廃棄、何よりも天皇制を認めない日本共産党の考えを民進党は受け入れるのかどうかもこの選挙戦はっきりしてほしいものである。
 ただ、選挙に勝ちたいそのためにはどことも組む、手段を選ばないと言うのは極めて危うい話である。責任野党としての民進党の限界と受け止めれる昨日のNHK討論であった。
 参議院選挙も6日目、北海道選挙区柿木克弘候補は後志・桧山・渡島管内遊説である。いわいる北海道の南に向け遊説している。
 鈴木貴子代議士は柿木候補と離れて長野県選挙区 若林けんた候補の応援で諏訪市に行った。長野県も激戦の選挙区で若林候補も必死の戦をしていると聞く。若林候補の応援には16日の長野市に続き、今日で2度目だが、何とか逃げ切ってほしいものである。
 昨日16時15分、柿木候補の応援に松山千春さんが駆け付けてくれた。雨も上がり、大通公園に沢山の人が集まって下さり、さすが千春さんだと思った。
その前の谷垣幹事長が入っての2か所は人の集まりも今一つだったので心配したが、何のことはない松山千春はビッグネームであった。
千春さんの応援に応えるためにも柿木克弘候補にはしっかり頑張り抜いてほしい。