テレビ・新聞のニュースは英国のEU離脱の国民投票結果で一杯だ。残留を主張していたキャメロン首相は辞意を表明した。
 下院議員で凶弾に倒れた同じく残留派であったジョー・コックス議員の件もあり、残留に有利に働くかと思ったが、英国民は独自の道を選んだのである。早速、株価・円高と数字が反応している。
昨日も触れたが、安倍首相のG7サミットでの世界経済の認識、そして今後に向けての懸念が的中したことになったが、まさに政治も経済も生き物である。ここは腰を据えて各国と協調し、世界経済の舵取りをしてほしいものである。
 同時にアベノミクスと英国のEU離脱を一緒に扱うメディアもあるが別物である。
たしかに英国のEU離脱はないと予想していた方が多かったと思うが、結果が出た以上、状況に応じてやって行くしかない。
 株価が下がると年金積立会の運用にも影響が出るという向きもあるが、第2次安倍政権後の運用益は38兆円増え、今年1月から3月のマイナスでも30兆円残っており、今回の英国の件で株安になっても20兆円以上は残っている計算になる。ここは落ち着いて状況を見ながら判断していけばよいのでないか。
今こそ政治の安定が必要であり、求められる場面である。国民は賢明な選択をされると信じてやまない。
 選挙最初の週末、北海道は雨になった。雨に打たれての遊説は私の経験からも厳しいものである。しかしこうした試練を受けて政治家は成長して行くのである。自然が試していると受け止め、候補者は行者(ぎょうしゃ)の思いで「行(ぎょう)」を行うことである。
 柿木候補は本日小樽をスタートし、後志管内を廻っている。北海道新幹線が札幌まで来るルートと言った方が判りやすい。
 明日(26日)は柿木候補の応援に14時大通西3丁目、15時40分駅前通り三越向かい前の日の出ビル前で谷垣幹事長が応援に入る。
 大通公園西4丁目で16時15分から松山千春さんが柿木候補の応援に駆け付ける。
来週には安倍首相も道内入りと聞いており、だんだん良い形になって来たと感じるものである。