ついに舛添都知事が都庁を去った。昨日、記者が「最後に一言」と呼びかけても憮然とした表情で車に乗り込んだ。憮然としているのは東京都民ではないか。最後まで上から目線で自分中心の身勝手な舛添知事であった。
 私もテレビニュースで舛添都知事の顔を見ながら、どうしてお詫び、謝罪、反省の弁を述べなかったのかと不思議に思ったものである。
 人としての当たり前の、当然のことが出来ないようでは何が都知事だと言いたい。
 3年間で3回も都知事選挙をすることになった。東京都民が一番憤っていることだろう。
 昨日、民進党の枝野幹事長が札幌で「財源も示さず、やるぞ、やるぞと言うのは、やるやる詐欺だ」と街頭演説で述べている。
 5月の党首討論で民進党の岡田代表は「消費増税10%を2年間先送り、その間赤字国債を発行しても社会保障をすべきだ」と言われた。
 安倍総理は2年半先送りを決断した。財源は赤字国債という無責任な形は取らないと明言した。税収も上がっているし、日本郵政・NTT・たばこ会社等、国・政府の財産で5年、10年増税しなくてもやり繰りできる基礎体力は持っている。
 安倍総理や谷垣幹事長の演説の一部だけを摘み食いして「やるやる詐欺」とは言い過ぎでないか。
 「枝野幹事長の顔つきが舛添さんと似てきましたね」と何人かの人が私に言ってきた。なるほどと思いながら見る人はちゃんと見ていると納得したものである。
 よく「オーラがある」「オーラを感じる」と言われるが、明るい人、笑顔のある人に共通している。暗い感じの顔はオーラも期待感もない。
安倍総理も谷垣幹事長も笑みを絶やさずメリハリの効いた話をする。「枝野氏ごときにやるやる詐欺」とは言われたくないと思っていることだろう。
 朝の便で柿木克弘さんのお願いで青森に飛び、トンボ帰りする。選挙は様々な人間関係、パイプを生かさなくてはならない。私のこれまでの人間関係等、駆使して参りたい。
 昨日雨の中、千歳市・岩見沢市・札幌市で大勢の人が「柿木克弘さん頑張れ、負けるな」と足を運んで下さった。この皆さん方の為に必勝の信念で勝ち抜き、仕事でご恩返しすべく柿木克弘さんには全力で闘って戴きたい。
 明日はいざ出陣である。泣いても笑ってもの18日間だ。正々堂々悔いのない選挙戦をしてもらいたい。勿論、新党大地鈴木宗男・鈴木貴子もしっかり支えて参りたい。
 「さあ、戦いの時は来た」と言う感である。