オバマ大統領の広島訪問が何といっても一番の話題である。サミット終了後のG7議長会見もオバマ広島に取られてしまった。何よりも無事サミットが終了したことが伊勢志摩サミット成功である。

 オバマ大統領が米国大統領として初めての広島訪問は歴史の一ページを作った。これを実現させた安倍首相・岸田外相始め関係者の尽力を称えたい。

 オバマ大統領はプラハにおける「核廃絶」、いわゆるプラハ演説でノーベル平和賞を受賞した。そのオバマ大統領を広島に招いた安倍首相もノーベル賞ものである。唯一の被爆国である日本はもっと強く「核なき世界」を訴えるべきである。

 それにしても71年かかってのアメリカ大統領の広島訪問であった。オバマ大統領が被爆者と言葉を交わし、時にはハグし、誠意を持って哀悼の意を示されていたが、プラハ演説に勝るとも劣らない強烈な広島宣言、広島演説を期待していたものとして、ちょっと一般的な抑制的な話だったと受け止めざるを得ない。

 しかし1時間の滞在だったが、とても重く、尊い何十時間にも値するオバマ米大統領の広島訪問であった。

 政治の究極の目的は世界平和である。その方向に向けて政治家は特に国会議員は心して邁進して戴きたい。

 昨日は羽田空港で大韓航空機のエンジン事故で4時間半も缶詰だった。札幌での行事も参加できなくなり、滑走路閉鎖が恨めしかった。

 今日は11時から5月札幌大地塾。12時半からウォーク&トーク。13時40分から企業の安全衛生大会での講演と順調に日程をこなすことが出来た。

 札幌は爽やかな5月晴れで、夏近しと思わせる良い天気に感謝した次第である。


札幌大地塾5月例会

ウォーク&トーク大通公園


安全衛生大会 講演