衆院選挙制度改革関連法案が衆議院を通過し、来月にも成立する。これで一票の格差が2倍未満に収まる計算になる。
 最高裁が「違憲状態」といい立法府の怠慢ともいわれてきた現状を打開したことになる。
 定数削減も小選挙区6、比例4、計10議席の削減である。少なくても50議席位の削減を期待したが、小手先の妥協で終わった。
 定数削減については、国民は賛成だが、国民から選ばれた国会議員が慎重なので進まない。
よく定数を減らすと地方の声が届かないとか、民意が反映されないと言う意見があるが、選挙によって選ばれた国会議員がしっかりしていれば問題ないことだ。
この点、有権者たる国民は政治家を選ぶ権利があるわけだから、数よりも質を考え有為な人に投票して戴きたい。
 朝、羽田8時発の釧路便に乗ろうとしたら雪のため30分遅れで出発。東京は良い天気なのに1000キロ離れたわが故郷は冬に戻っている。
 11時半から阿寒湖畔で湖水開きが行われたが10㎝の積雪がある。狭い日本というが、細長い日本列島は変化に富み、四季折々の自然の成せる技があるとつくづく感じるものである。
 今日からゴールデンウィーク、行楽地の話題がテレビから伝えられるが、今も余震が続き、避難生活を余儀なくされている熊本地方の皆さんのことを思うと何とも言えぬ気持になる。
 一日も、いや、一刻も早く地震が収まってほしいと願ってやまない。