衆議院北海道第5選挙区補欠選挙は、和田よしあき氏の勝利で終わった。

選挙戦最中の世論調査、投票日の出口調査では接戦と言われ、どちらが勝ってもおかしくないと のメディアの見方だったが、結果は1万2千票以上の差をつけ、和田よしあき氏が勝利した。

安倍首相自らの陣頭指揮、それを受けた茂木選対本部長、タイムリーに選挙区入りした菅官房長 官、小泉進次郎代議士、公明党、わけても創価学会の力強い支援が厳しいと言われた選挙を勝ち抜 くことが出来た。

この流れは、夏の参議院選挙に繋がるもので、単なる一勝ではない。

新党大地もしっかりと役割を果たすことが出来ホッとした。特に鈴木貴子代議士は存在感を示す ことが出来た。安倍総理、茂木選対委員長、菅官房長官、森元総理から、和田氏当選が決まった後、 鈴木貴子代議士に対するねぎらいを受けて恐縮した次第である。

野党統一候補と言っても、全く価値観の違う共産党の色が出れば出るほど、国民は冷静に正しい 選択をする。国家観、世界観の違う政党が組みしても、有権者はきちんと分かっていることを示し た選挙となった。選挙の時だけ耳障りの良い、裏付けのない話をしても、何も評価されないことを 世に知らしめただけでも、今回の選挙の意義は大きい。

それにしても、どちらが勝ってもわずか何票とか、1000票前後の決着と出口調査からの情報が 報道機関から流れていたが、結果は10,000票以上の差がつく圧勝であった。

平成26年の衆議院選挙で、鈴木貴子は10ポイント負けていると言われたが、225票差、後に 自民党内では2.25事件と表現され、驚きとびっくりしたそうだが、選挙というのは、分からない ものである。調査を参考にし、いかに戦うかがポイントだ。

そこで大事なのはが、候補者本人である。候補者の頑張る姿を見て、有権者は魅かれ応援してく れる。目に見えない力が働くのである。

その点、和田よしあき候補はしっかり先頭に立って頑張った。それが勝利に結びついたのである。

とにもかくにも、勝たせて頂いたことに心ある皆さんに感謝申し上げる次第である。