衆議院北海道第5選挙区補欠もあと泣いても笑っても3日間である。

私は自分の選挙では終盤の3日間を「3日戦争」と呼んで鼓舞(こぶ)する。まさに和田よしあき候補陣営もその思いであろう。この3日間の運動が勝敗を決すると言って良いだろう。

和田よしあき候補の元気な、そして心のこもった演説を聞きながら、天国の岳父 町村信孝氏が心ある皆さんに手を合わせている姿が目に浮かぶ。

新党大地 鈴木宗男後援会関係者も精一杯の頑張りをしている。関係者に心から感謝するものである。

話が少し古くなるが、14日の北海道新聞(夕刊)12面を見て驚いた。

「民進・徳永氏 起訴猶予に 投票日、応援書き込み」と言う見出しで徳永エリ参議院議員の顔写真も載っていた。

正確を記すために記事を全文掲載したい。

民進党の徳永エリ参院議員(54)=道選挙区=が昨年9月、北見市議補欠選挙の投開票当日に自身のツイッターに民主党(当時)推薦候補の応援を呼びかける書き込みを掲載した問題で、徳永氏が公職選挙法違反の疑いで告発され、東京地検が起訴猶予処分としていたことが14日分かった。

公選法は選挙運動の期間を投票日前日までと定めている。徳永氏は、書き込みが判明した昨年9月、北海道新聞の取材に「事務所のスタッフが代わりに書き込んだ」と説明していたが、東京地検の調べに対し自身が書き込んだと認めた。地検は同法違反は認められたものの悪質性が低く起訴には及ばないと判断し、起訴猶予処分としたとみられる。

徳永氏側によると、徳永氏は北見市議補選の投開票日の昨年9月27日午前9時すぎ、候補の実名を挙げて「応援お願いします」と書き込んだ。

徳永氏は起訴猶予処分を受け、北海道新聞の取材に「(書き込みの内容が)選挙運動になるとは考えなかった」と釈明した。当初、スタッフが書き込んだと説明したことについては「電話での取材であり、本当に北海道新聞の取材か確認が取れなかった」と述べた。

自身のツイッターに当初スタッフが書き込んだと説明した徳永氏である。

民進党は甘利大臣の件でも秘書の責任にするなと追及したのではないか。どう考えてもご自身が行ったと受け止められる出来事に、言い訳じみた説明は納得がいかない。

いわんや「書き込みの内容が選挙運動になるとは考えなかった」と言っているが、本当に知らなかったとすれば驚いたことで政治家として大丈夫かと頭を傾げる次第だ。

他人(ひと)には厳しく、自分には優しい典型と思った次第である。