民進党の山尾志桜里政調会長が事務所経費として2012年のガソリン代が429万円、地球5周分だとテレビ・新聞が取り上げている。

甘利大臣の、秘書が過度な接待や資金をもらった時、当時の民主党はじめ野党はどんな反応を示しただろうか。

今回の山尾政調会長の政治資金の事務処理について自民党は大人の対応で静観している。この認識、受け止めが与党と野党の違いだと感じるものである。

甘利氏に「説明責任を果たせ」と鬼の首を取るかのごとく声高に言った民主党の議員は今、身内の政治資金収支報告書の杜撰(ずさん)な処理に国民に対しどんな説明をするのか聞きたいものである。

合わせて政治資金規正法をもっと厳しく見直すべきでないか。いい加減な届け出をして帳尻合わせの様な収支報告で間違いを指摘されるとすぐ訂正すればそれで一件落着である。

民間会社の経理や社会常識と比べてあまりにも政治資金規正法は甘いのではないか。この点、与党が改正に向けて声を上げてほしいものだ。

そうすることにより政治の信頼回復、政治不信からの脱却に繋がると思うのだが。

昨夜、衆議院北海道第5選挙区補欠選挙に出馬する和田よしあきさんの石狩市総決起大会に鈴木貴子代議士と参加し、激励の挨拶をしたが、多くの人から「鈴木さんの話で後援会が締まり、危機感を持ったと思います」「鈴木さんに今の厳しい現状をはっきり話してもらい良く判りました。一層、和田よしあきさんを応援します」等々の声が寄せられた。

応援弁士が、故町村信孝氏の実績や功績を話すより、候補者たる和田よしあき氏の政治家としての将来性や、やる気、情熱、資質をもっともっと発信すべきである。

1対1の真っ向勝負、いかに和田氏がバランスの良い政策を述べ、それを具現化できるか。批判だけの耳障りの良いその場しのぎと言っても良い実現の裏付けのない話に騙(だま)されてはならない。

「日の丸、君が代、日米安保、自衛隊、天皇制を認めない共産党の推薦を受けて政治家としてやっていけるのでしょうか」という率直な疑問の声も聞かされた。

その通りと思いながら一日一日が勝負だと緊張感を持つものである。

新党大地として、和田よしあきさんの当選に向け全力を挙げて応援して行く。心ある皆さんのご協力、ご支援を切に願ってやまない。