鈴木貴子代議士は本日正午、民主党本部に行き、枝野幹事長に離党届を出した。

14時27分配信の産経新聞によると「鈴木貴子氏離党 民主・枝野幹事長が激怒!離党するなら議席をお返し戴きたい」とある。枝野幹事長によくぞ言ってくれたと感謝したい。

枝野幹事長は事実関係をよく分かっていないので説明したい。

平成26年12月の衆院選挙で新党大地は北海道において民主党と選挙協力した。この時、鈴木貴子は比例区単独第1位に登載された。

それは、新党大地は私が立候補した選挙では比例区で45万前後を得票し、私が出ていない時でも35万票前後の支持を受けていた。

北海道において新党大地は圧倒的大3党である。

この実績を当時玄葉光一郎選挙対策副本部長、横路孝弘民主党北海道連会長は評価し、単独1位となったのである。

平成24年12月の衆院選挙では民主党は北海道の小選挙1区から12区で全敗した。比例区の得票は477356票(投票率58.72%)だった。

選挙協力した平成26年12月の選挙は、小選挙区で3議席獲得し比例区では688922票(投票率56.35%)獲得した。投票率が2.4%下がっても21万票以上増えたのである。

これは民主党だけの票ではなく新党大地の票が入っている結果である。

このことを分かっていないだけでも幹事長としての資質が問われるのではないか。

民主党も選挙総括で新党大地との選挙協力の効果を認めていたことを忘れたのかと言いたい。

又、枝野幹事長は「北海道での選挙への影響は」という問いかけに「こうゆう行動をするような方に対する支持は間違いなく消えていくと思っているので大勢に影響はないと思っている」と述べているがこの言葉を憶えておいて欲しい。必ず選挙で示しをつけてみせたい。

又、枝野氏は「長い目で見れば政治生命を損なう誤った選択であるというふうに思う」といっているがそっくりのしをつけてお返ししたい。

人間味も人情もないこのようなお方が幹事長であることに民主党の今の置かれた状況ではないのか。

私は以前から申している通り、北方領土問題をライフワークとして取り組んできた政治家として、今でもサンフランシスコ講和条約2条C項を認

めず全千島22島返還を主張する共産党とは全く相いれないものである。

この点でも野党統一候補の名のもとにどことでも選挙協力する民主党の今の姿勢には付いていけない。この点、読者の皆様には良くご理解戴きたい。

鈴木貴子代議士も「北海道が良くなれば日本が良くなる」「明日の日本を創る北海道」「北方領土問題の現実的解決」「アイヌ民族の権利確立」等、原点に立ち返って政治活動して行くことになる。

私は、鈴木貴子代議士の政治活動を体を張ってサポートして参りたい。