高市早苗総務大臣が放送法4条にある「政治的に公平であること」を定める放送法違反に対して同じく放送法174条で総務大臣が業務停止命令、電波法76条の電波停止命令が出来ることに言及したことが話題になっている。

一部学者は「表現の自由を損なう」とか日本民間労働組合連合会は「放送事業への威嚇、恫喝以外の何ものでもない」と激しい表現で反発している。

よく「表現の自由」という言葉が使われるが表現の自由を否定した発言であるかどうか冷静に考える必要がある。NHKの日曜討論でも各党に公平に時間を取ったり出演のルールを作っている。

まさに公平公正に努力腐心している。

司会者やコメンテイターが一方的な個人の考え認識でものを言われたらどうなるだろうか。ここは冷静に考えてもらいたい。

私の経験から平成14年メディアスクラムによる「ムネオバッシング」を受けた経験から事実でない、明らかに恣意的、意図的と思われる興味本意の報道があった。

「ムネオ旗をつけていれば北方領土海域で密漁しても捕まらない」とか「ムネオふみきり」を作ったとかさらには人格、人間性を否定される報道があった。この経験からして、私は報道、放送は事実を真実のみを流してほしいと心から願っている。

裏付けのある事実を、真実を放送して国民がクレームをつけるだろうか、いや歓迎することだろう。

もっと落ち着いた、冷静な議論をしてほしいものである。