安倍首相が国会答弁で衆議院議長の諮問機関、「衆院選挙制度に関する調査会」の答申を「尊重する」とたびたび言っているにも関わらず、自民党の中で慎重論が出ていると報道で知る。

調査会の答申ではわずか10議席(小選挙区6、比例4)の削減である。私は以前から衆議院は300の小選挙区を200にし100議席削減。参議院も全国区、地方区を止めてブロック制にし人口100万人で1議席にし100人の削減を訴えてきた。

国民から選ばれた国会議員が自ら、身を削り血を流し痛みを率先垂範してこそ来年4月からの消費増税10%はじめTPP等諸改革に理解を示してくれると思うのだが。

生活感のない政治では国民の信頼を得ることは出来ない。1日も早い調査会答申の議論を進めてほしいものである。

民主党と維新の新党協議がうまく進んでいないと言われている。維新は新党にならなければ移れない議員が多い。これまた背に腹は代えれない現実と民主党は解党してしまうとせっかく貯めた政党助成金を返上しなくてはならないという悩みもあると聞く。どちらにしても思い切った判断をしないと国民の方が愛想をつかしてしまうのではないか。

外から見ていると、これでは国民がついてこないと感じてやまない。このような野党より与党の方が信頼出来ると国民は受け止めているのではないか。

その証拠に内閣の支持率アップ、与党の支持率の堅調査に表れている。

17時から札幌で北海道大地塾を開く予定だったが千歳空港吹雪のため2時間以上到着が遅れ中止にした。足を運んで下さった皆様には電話メッセージでお詫びを申し上げた次第である。