朝日新聞朝刊1面に「志位氏 小沢氏に接近 野党共闘へ『リアリストに』、2面では「共産 小沢氏に『教えて下さい』 岩手での連携契機に度々会談」という大見出し記事がある。

西松事件で小沢さんをバッシングした共産党が小沢さんに接近し、それを受け入れていたとは正直驚きである。政治は一寸先闇というが、中々の動きである。

不破哲三前共産党議長も「共闘提案 歴史の必然性」と同じく朝日新聞に出ている。

本日、志位委員長は大島衆院議長に会い、今迄共産党は天皇陛下がご臨席される国会の開会式に「戦前の議会の儀式を引き継ぐもので、憲法から逸脱する」として党として欠席していたが、天皇陛下の出席は「儀礼的、形成的となっている」と判断して、開会式に出る意向を伝えている。共産党の大きな変化である。

しかし、これを持って共産党が柔軟路線になったと軽々に受け止めてはいけない。構造改革論、革命闘争はどうなっているのか。

今回、国民連合政府を提唱しているが、行きは木戸銭取りません、帰りは倍付で取られる結果にもなるような可能性がある。

小沢氏も最後の賭け、一手で「オリーブの木」の一つに考えているようだが、今後の推移を見守りたい。

新党大地は北海道における第三党である。しっかりと地域政党としての立ち位置をぶれずに信念を持って邁進して参りたい。