昨日16時から、今年最後の東京大地塾を開催した。毎回100人以上の出席者がおり、佐藤優さんがその時々の外交問題をテーマに分析され、質疑応答の形であるが、お蔭様で今年も無事終えることができた。

超忙しい「知の巨人」佐藤優さんが時間を取って下さることに、心から感謝する次第である。

北海道と東京で毎月開いている大地塾であるが、来年はどこか他府県で開催要望があれば検討したいと考えている。

日本女子サッカーを牽引(けんいん)し、今季での引退表明していた澤穂希選手が昨日記者会見している。

ニュースで何回も見る機会があったが、晴れやかに堂々と話す姿に神々しさを感じた。

時に微笑みながら「最高のサッカー人生だった」と言い切る澤選手は幸せ者だとも思ったものである。

時あたかもライバルでもあり、友人でもあったアメリカのアビーワンバック選手が16日、中国との国際親善試合を最後に引退したのも何かの巡り合せか。澤選手のこれからの活躍を願ってやまない。

キャロライン・ケネディ駐日米大使は昨日、日本記者クラブで会見し、普天間飛行場の辺野古沖移設について「様々な計画が検討された上でベストな選択に至ったと信じている」と述べたと報道されている。

ケネディ大使の「信じている」という言い振りに、ケネディ大使もあの綺麗なサンゴのある、ジュゴンがいる辺野古沖でいいのかという疑問を持っているのではと忖度(そんたく)するものである。

年明け早々、1月17日には普天間飛行場のある宜野湾市長選挙が公示される。

翁長知事が全面支援する新人志村恵一郎氏と、自民・公明が推薦する現職との闘いだが、辺野古移設反対が沖縄の民意であり、知事選、名護市長選挙で証明されている。

ここで新人が勝利すると正にオール沖縄が移設反対となる。沖縄県民の声、思いを大事にする政治を望んでやまない。

「ディズニーランドも誘致」という甘い言葉で、札びらで市民を引き寄せるやり方は全うではない。

宜野湾市民が賢明な判断をすることだろう。