大相撲、今年最後締めの九州場所は横綱日馬富士の優勝で幕を閉じた。

20日、亡くなられた北の湖理事長は九州場所をどう総括したであろうか。

国技大相撲は日本の歴史、文化でもある。北の湖理事長は亡くなり、横綱白鵬はガッカリして「気」が少し抜けてしまったのか。期待された大関稀勢の里も10勝とは今一つであった。

先場所優勝の横綱鶴竜も前半で勝負ありだった。そうした中で3場所振りに出場した横綱日馬富士の優勝は立派なものである。

若手の日本人力士も台頭してきた九州場所だった。何よりも北の湖理事長が喜ぶ、褒めて下さる大相撲にすることが一番のはなむけである。

昨日は11月22日、いい夫婦の日だった。丁度、私の網走管内の後援会長である渡辺さんの息子さんの結婚披露宴があり、女房から「今日は何の日か知っていますか」と言われたので、お祝いの挨拶の中で使った次第である。

人生出会いをモットーに私は生きてきたが、結婚こそ人生出会いの最たるものとつくづく思いながら、松山千春さん、佐藤優さんはじめ、心ある多くの後援者に恵まれたことに、ただただ感謝するものである。

今日は勤労感謝の日である。祝日になっているこの厳粛な日を働くことの重み、大切さを考えたものである。

私は子供に何を残すかと問われたならば「働く姿を残したい」といつも考えている。

子供は親の背中を見て育つと良く言われるが、それは「働く姿」だと私は理解する。

人一倍一生懸命額に汗して働く姿ほど尊く神々しいものはないと思う。今、働かないで収入を得よう、楽して所得を得ようと安易な考えを持つ人がいる。

人生基本は働くことである。そこに明日があるのではないか。勤労感謝の日にあたり、働けることに感謝したものである。

昇る太陽に感謝しながら、沈む夕陽にも感謝して生きて行きたいとつくづく思うものである。