米海軍の駐逐艦が南シナ海の南沙諸島で人工島を作り、領有権を主張する中国に対し、12カイリ以内を航行し、中国の領有権主張をけん制している。

それに対し中国は中国で強く反発し、このイージス艦を追跡したと発表している。

このイージス艦は第七艦隊横須賀基地所属である。当然、日本とも係わりが出てくる。

安倍首相はカザフスタンで「同盟国である米国をはじめ、国際社会と連携して行く」と同行記者団に述べたと報道されている。

アメリカがアフガニスタン、中東、中国と手を拡げ過ぎて大丈夫かと受け止めながら今後の動きを注目したい。

明日の大地塾では佐藤優さんから日露首脳・外相会談と、この中国の動き、更にシリア、中東情勢についてお話してもらうことにする。

米軍普天間飛行場の名護移設について国は、翁長雄志沖縄知事の埋め立て承認取り消し処分の効力を一時停止し、国が翁長知事に代わり承認をする「代執行」の手続きを取るとのことである。

24日のムネオ日記で佐藤優さんの「茶番劇」を載せたが、国の組織たる防衛省沖縄防衛局は「私人」として不服申し立てを国土交通相にしたが、国が「代執行」とは正に政府内でのやり取りになり、佐藤さんの言う通り「茶番」である。

沖縄防衛局は国の出先機関であり「私人」ではない。誰が考えても筋の通らない沖縄県民を蔑視(べっし)するようなやり方はどこかで大きな跳(は)ねかえりが起きることだろう。

私は沖縄県民の思い、声を大事にして参りたい。