北海道では台風23号温帯低気圧になったが、暴雨風で高潮による浸水・冠水等、被害が出ている。

自然のなせることとはいえ、被害に遭われた方々はやるせない気持ちで一杯だろう。

特に根室市緑町は昨年12月と今年8月、そして今回と一年の間に3度も冠水している。

商店街の皆さんも自然災害でやられ、人災ともいえるロシア水域、サケ・マス流し網漁の禁止、そしてTPPと次から次へと追い打ちをかけるような痛手にこれから先どうしようかと迷っている人も多いことだろう。

行政の側も道路のかさ上げ、排水ポンプのレベルアップ等、やるべきことを一刻も早く取り組んでほしい。

「備えあれば憂いなし」とよく言われるが、その基本が大事である。

被害に遭われた方々に心からのお見舞いを申し上げる次第である。

鈴木たかこ代議士は、今日は根室市を視察お見舞いし、明日は釧路管内、明後日は根室管内を順次廻る予定である。

サケの定置網漁も相当被害を受けており、豊漁の秋が厳しい、悲しい秋になろうとしている。

政治があったと言われるようにしっかり対応して参りたい。

モスクワで平和条約締結を巡る外務次官級協議が1年9か月ぶりに行われた。

日本側発表によると、双方が法的・歴史的な立場の主張を成されたとのことである。

昨年2月の、ソチオリンピックまでは良好な日露関係だったが、ウクライナ問題が起きてから空白の時間が出来てしまった。

国家主権就中(なかんずく)、領土問題はお互いの名誉と尊厳がかかっている。両国の最高首脳の判断が一番のカギである。

ウクライナ問題における経済制裁解除を日本からG7に持ちだすべきであり、そこから次のステージに入るしかないと思うのだが。

安倍首相の決断を待つしかない。