昨日は敬老の日である。私は1月15日の成人の日、9月15日の敬老の日は、日にちを変えるべきでないと思う。
10月10日の体育の日も東京オリンピックの開会式であるから変えるべきではない。
4月29日を昭和の日として尊ぶのと同じように意味のある日は単に連休を作るからということで毎年日にちが変わることに違和感を覚える。
さて敬老の日にあたり総務省が20日発表した人口推計によると、65歳以上の総人口に占める割合は26.7%で、80歳以上は総人口の7.9%で初めて1002万人を超えたそうだ。団塊の世代が全て65歳以上になった。
長生きは尊いことだ。安心して長生きできる社会にするのが政治の責任と思うのだが。
共同通信社の世論調査を昨日載せたが、各社世論調査の数字が出ている。
安倍首相に好意的と一般的に見られている読売新聞でも内閣支持率は41%、不支持率は51%、安保関連法案の成立を「評価する」は31%、「評価しない」は58%、説明不十分だと思う人は82%である。
朝日新聞は安倍内閣の支持率は35%、支持しないは45%、安全保障関連法は参議院で採決が強行され可決成立したが、こうした進め方は良かったと思うかとの問いに良くなかったが67%、良かったが16%である。
日本経済新聞でも安倍内閣の支持は40%、不支持は47%で安保関連法案の成立を「評価しない」は54%で、「評価する」は31%となっている。
毎日新聞は安倍内閣の支持率は35%、不支持率は50%、安保関連法案の成立を「評価しない」57%、「評価する」は33%で、各社の傾向きは同じ方向である。
どう考えてもあの参議院での採決は採決になっていない。混乱と怒号の中で行われた。NHKの中継を見ながら誰しも正式な採決と受け止める人はいないだろう。この点、国民から選ばれた国会議員はもっと真摯に厳しく自分を律しながら、国民目線に沿って行動すべきでないか。
通常国会の会期も27日までで、実質開会される日は24・25日の2日間である。この2日間で国権の最高機関としての国会の機能を果たしてほしいと願ってやまない。
10時から北方領土返還運動の一環として根室市はじめ、近隣4町が一緒になっての「ノサップ岬までの北方領土歩こう会」に参加する。
3・7キロ、7キロ、16キロの3つのコースがあるが、私は鈴木たかこ代議士と一緒に7キロコースを歩く。晴天に恵まれ、気持ちの良いウォーキングだった。
折しも、モスクワでは日露外相会談が開かれ、来月には日露外務次官会合も開かれることになり、今後の進展に期待をして参りたい。
政治家として私は誰よりも日露関係、北方領土問題解決に汗をかいてきた者としてこれからもしっかり見守って行きたい。