防衛省は、1ヶ月間政府と沖縄県の集中協議のため中断をしていた、米軍普天間飛行場の、名護市辺野古沖移設工事を再開した。

政府は「政府・沖縄県協議会」を新設し話し合いをしていくとしながら、強行策に出るのではなんの為の「協議会」新設か。

政府が沖縄に寄り添うような気を遣っている態度を取りながら、「力ちから」でねじ伏せるやり方はもっての他だ。このような手法では協議会新設も意味を持たない。

翁長知事は、「埋め立て承認の取り消し」を求める意向を、すでに表明している。あわせて、県民投票も実施することを考えているだろう。さらには沖縄県知事選挙を行い、沖縄県民の辺野古移設断固反対の意思確認を行うであろう。

いずれにせよ政府が、沖縄を差別、蔑視するような、上から目線で事ことを進めていけば、沖縄の怒りは頂点に達してくる。

ここは落ち着いて、今一度普天間飛行場を名護市へ移設することになった歴史をしっかり踏まえ、何故当初は陸地に建設予定だったものが、沖合へと移ってしまったのか、各関係各位はよく勉強、検証してこの問題に取り組むべきである。

長い積み重ねの中で多くの人が汗をかき、努力してきたことを踏まえてほしいものである。

11時から、今月の北海道大地塾。

12時半から、ウォーク&トークを行う。

札幌はあいにく雨だったが、熱心な人が参加して下さり、街頭演説でも耳を傾けて戴いた。

地道に活動して10年になる。

平成17年10月29日が第1回目の北海道大地塾からちょうど満10年である。

「継続は力」を示してまいりたい。