政府は昨夕、臨時閣議で安倍首相の戦後70年談話を決定し、安倍首相は記者会見している。

「植民地支配」「侵略」「おわび」が文言に入るかどうかメディアは今年に入ってから盛んに取り上げていたが、結局は「侵略」も「おわび」も「植民地支配」も盛り込まれた。国内外の様々な声を受け入れたのだろう。

この談話を閣議決定し、表現について安倍首相は公明党の考えに配慮したと受け止めている。

談話の中に「日本では戦後生まれの世代が今や人口の8割を超えています。あの戦争にはなんら係りのない私達の子や孫、そしてその先の世代の子供たちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」とある。歴史の事実・真実は未来永劫続くのである。

植民地支配を、侵略戦争を起こしたことを認めておきながら、戦後生まれの世代に「謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」という表現は違和感を覚える。歴史の事実は事実として、きちんと受け止めるしかないのである。

謝ったり、反省することは何も恥ずかしいことではない。逆に言い訳したり、すり替えたりすることは惨みじめであり、恥ずかしいことと私は考える。

この談話が国内外からどう受け止められるか、様子を見ることにしたい。

今日は70回目の終戦の日である。先の大戦で犠牲になられた軍人・軍属はじめ、空襲・原爆等で亡くなられた方々の尊い命を捧げたことによる今日こんにち平和であることに心するものである。

正午より根室市戦没者追悼式に鈴木たかこ代議士の代理で出席。

鈴木たかこ代議士は釧路市の慰霊式平和記念式に出席のため、私が代理である。

お盆に働けることに感謝しながら平和の重み、有難さをつくづく感じ心から手を合わさせて戴いた。