昨日、10時から砂川市のインターチェンジ開通式に鈴木たかこ代議士の代理で出席しテープカットした後、千歳に向かい北北海道代表白樺学園高校の応援で甲子園に行った。

 第2試合、第3試合が延長戦になり試合開始が予定より50分遅くなった。この遅れが白樺ナインに少なからず影響を与えたのか、初回に1点先制された。嫌なムードの流れだったが、3回に1点返したがその裏、下関商は2点を取り相手ペースの試合になっていった。しかし8回表、白樺4番加藤選手の2ランホームランで追いつき、これで白樺へ勝利の女神がついたと思ったが、延長11回残念ながらサヨナラ負けをした。
 途中「雷」が鳴りはじめ4回表から56分間も中断したが、両チームしっかり「気」を切らさず、好ゲームだった。実力的には負けていない白樺だったが、最後にしたミスが勝負の分かれ目となった。
 甲子園には「魔物がいる」と表現されるが、高校野球の聖地甲子園には、何か言うに言えない様々な力が働いているとつくづく思うものである。白樺学園の堂々たる試合に心から拍手を送りたい。
 今朝、大阪伊丹空港から千歳に戻る際、私の隣の席に親子4人連れが乗ってきた。3人掛けなので、お父さんは一人離れた席になってしまった。そこで私は、せっかくの家族旅行親子4人で約2時間のフライトを一緒に座らせてあげた方が良いと思い、私は席を移動した。お母さんが恐縮していたが、子供は大喜びだった。
 その姿を見ながら私は、少しの親切、思いやりで笑顔を見る事が出来、なんとなく心豊かになった気がした。
 誰しも、旅先での親切はいつまでも心に残るものだと思うが、この親子4人の前途に幸多かれと願うものである。
 今日は、長崎原爆の日である。どう考えても非人道的な無差別殺人に等しい原爆を使ったアメリカに対し、強い憤りを感じる。
 戦後、被爆者代表と会った際、原爆投下を決断したアメリカ大統領トールマンは、「戦争終結の為の手段だった。原爆の投下で戦争が早く終わった。死傷者が少なくなった」と原爆投下を肯定する発言をしている。なんと人間的でない言い方か。今尚、原爆の後遺症等で苦しんでいる人がいる。人権問題に何かにつけ厳しい事を言うアメリカが、原爆投下について反省、お詫びがないのは、許される事ではない。
 戦後70年節目の年と安倍首相は言うなら、アメリカに対し世界唯一の被爆国首相として、アメリカに対し「お詫び」「反省」を求めるのが筋ではないか。
 核兵器のない世界をつくる為にも、被爆を受けた日本は、もっと強く出て良いと思うのだが、読者の皆さんは、どうお考えだろうか。