翁長雄志沖縄知事は前知事が辺野古埋め立てを承認したことについて第三者委員会を作り、その報告書を全文公開し「法律論からすると取り消しが可能になる」と承認を取り消す意向を示唆したと報道されている。

昨日の朝日新聞社主催の「いま、沖縄と本土を考える」シンポジウムで「私は辺野古には絶対に造らせない、作れないと思っている。その視点から第三者委員会の『法律的な瑕疵』というのはしっかりと認識をすべきだろうと語り、辺野古移設に反対する考えを改めて示した」(朝日新聞1面)。

翁長知事の決意と覚悟が沖縄県民の思いが伝わってくる。

安保法制の強行採決で内閣支持率が、不支持が多くなり逆転したが、辺野古埋め立て工事を強行すると更なるダメージに繋がることだろう。

世界一危険な飛行場といわれる普天間を使わないでも、今の沖縄で何ができるか、現有飛行場、施設の合理的有効な使用の方法等、政府は検討すべきでないか。

沖縄の動きから目が離せない状況になってきた。

16時から今月の東京大地塾。「漁船拿捕と日露関係」というテーマで、いつも通り佐藤優さんからお話しを戴き、鈴木たかこ代議士よりビザなし交流で国後島・色丹島を訪問した印象と拿捕された乗組員と面会した様子を話し、私からも補足説明した。

佐藤さんはプーチン大統領が来日した方が良いか、来ない方が良いかと問われると、来た方が良い。そこで信頼・人間関係を深めることが大事だと話された。

日露の最高首脳がより緊密な関係になることが、北方領土問題解決へ向けての一番の道である。

更に世界一のエネルギー資源大国ロシアと、応用技術世界一の日本がしっかり協力することは世界に貢献するものと思うのだが。