昨日、無所属の亀井静香代議士、山﨑拓元自民党副総裁、武村正義元さきがけ代表、藤井裕久元民主党幹事長が、日本記者クラブで記者会見し、安保関連法案について「反対」を表明している。4人とも、元自民党代議士であった。

 特に山﨑拓氏は、防衛庁長官経験者である。
 報道によると山﨑氏は「不戦国家から軍事力行使国家へとの大転換を意味し、国策を大きく誤る」と断じている。
 個人の発言に、いちいちコメントする立場にないと政府は冷静を装うが、少なくとも、政府与党にあって、それなりの立場リーダーとして、政策を進めてきた人達である。
 こうした経験ある人の発言は重いと受けとめるのが当然でないか。「切って捨てるような物言いは失礼だ」との声が多数よせられる。私もそう思う。
 どう考えても国民が圧倒的に慎重審議を求め、安保法制について十分理解されているとは言い難い。慎重の上にも慎重に何も今国会で成立しなくてもよい法案である。
 アメリカでこの夏までに成立させると発言したからといって、それに縛られるものではない。ここは柔軟に懐深くして対応すべきである。
 会期末まで10日となった現在、無理して会期延長をする必要はない。一呼吸おく余裕があってよいのではないかと思うのだが、安保法制よりも、年金名簿漏洩流出問題、地方の景気回復を、もっともっと熱心にやるのが政治でないかと思うのだが、読者の皆さんは如何お考えだろうか。

 朝の便で札幌に出て、14時から札幌大通り公園で今月のウォーク&トーク。
 ちょうど「ヨサコイソーラン」が行われており、多くの人が出ていた。ヨサコイソーランが行われると北海道にも初夏の訪れである。

 15時から北海道大地塾。
 今日も熱心な人が参加してくださり、大変有難かった。
 このウォーク&トーク、大地塾は月1回の新党大地の地道な活動として定着してきた。積み重ねの大事さ、重さを感じるものである。

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