昨日、竹島を抱える隠岐の島町出身の大相撲幕内で、美男力士と言われる隠岐の海関の結婚披露宴があった。550人もの出席で盛大なパーティーだった。
 大型力士の多い大相撲の中でも、均整のとれた体で、早くから将来を嘱望されていたが、ここ2、3年伸び悩んでいた。
 結婚を機に、大輪を咲かせてほしいと心から願うものである。
隠岐の海の親方は、第61代横綱北勝海の八角親方(現日本相撲協会筆頭理事)である。かつて保志と本名でとっていた頃、ひたむきに人の倍稽古をして天下の横綱をはった。この親方の姿を学べば、隠 岐の海にも新たな道が拓けるものと期待するものである。
 7月の名古屋場所が楽しみである。

 本日の東京新聞朝刊3面に「袴田さん 遠い再審 即時抗告審 DNA型鑑定 検証で長期化」という見出し記事がある。一部読者の皆さんにご紹介したい。

 「再審開始の決め手となったDNA型鑑定を高裁が疑問視し、鑑定方法の有効性を第三者による検証実験で確かめようとしているからだ。識者からは『高裁の役割を超えている』と批判の声が上がる。」

 「再審に詳しい元裁判官の木谷明弁護士は、『慎重にやるにも限度がある。袴田さんの逮捕から48年が過ぎ、人の一生を刑事司法は台無しにしている。高裁は迅速に判断すべきだ』と批判。『高裁が地裁の結論を破棄できるのは、地裁の結論が明らかにおかしい場合だけ検証実験をやろうとしている高裁は、地裁の判断をチェックする法律審としての役割を踏み越えている』と指摘した。」

 私は、この木谷元裁判官・現弁護士の言う通りと認識する。
読者の皆さんは如何お考えだろうか。
 袴田さんに与えられた人生の時間は限られている。お元気なうちに真実を明らかにするのが、今生きる者の責任だと思うのだが。
 袴田巌死刑囚救済議員連盟の事務局次長として、鈴木たかこ代議士も頑張っているが、私もしっかり後方支援をして参りたい。
 読者の皆さんにも是非とも協力を心からお願いしする次第である。