鹿児島県屋久島町口永良部島の新岳が昨日噴火し、住民137人が避難している。
火砕流が海岸まで達し、直径50cmから1mの噴石、噴煙は9000mまで上がったと報じられている。火傷を負った人はいたが、大事に至らなかったことは何よりである。
それにしても予期せぬ自然のエネルギーの凄さに、ただただ驚くものである。時に自然は人知を超えることがある。それも計り知れない大きさで。
原発再稼働を考える人たちに言いたい。原発が動かなくても電気は間に合っている。昨年も一昨年の夏も冬も一寸した無駄を無くし、節約をすることで文化的な生活は維持できたのである。
飛行機・車・新幹線に乗っても何かの時のリスクはある。しかし、東京電力福島原発事故で明らかになったのは原発で何かあった場合、取り返しの付かない壊滅的リスクがあることがはっきりした。このことをよくよく考えるべきである。
口永良部新岳の噴火を機に、原発再稼働について国民1人1人考えてほしいものである。
アメリカがキューバに対し、33年振りに「テロ支援国家」指定を解除した。歴史的和解である。隣同士でありながら敵視してきた33年間の関係にピリオドを打った。歴史は動いていると感じるものである。
日本も対ロシアにおいて戦後70年未解決の北方領土問題で解決の糸口を作ってほしいものである。
新しい歴史を安倍首相とプーチン大統領とで切り拓いてほしいと願ってやまない。
その為にも来月ドイツでの7・8日G7首脳会談前にウクライナに行かない方が得策だと思うのだが。
先を見据えた戦術・戦略を持った外交を展開してほしいものである。
13時40分、宮中で天皇皇后両陛下傘寿のお祝いの「古式馬術観覧及びお茶会」に招待され出席。安倍首相はじめ閣僚、現元の三権の長、元国務大臣の出席で皆さん懐かしく話されていた。
天皇皇后両陛下のご長寿と、皇室のご発展を願ってやまない。