昨日15時から月一度の札幌でのウォーク&トーク(市民対話)を行いアンケートをとった。
 1、北海道知事選挙の結果はとの問いかけに「良かった27人」「悪かった44人」。
 2、札幌市長選挙については「良かった54人」「悪かった8人」だった。
 知事と市長では相当差があるが、市民の受け止め、判断を知る上で参考になる数字である。
 あわせて皆さんバランス感覚は悪くないと受け止めるデーターとなった。
 知事・市長ともその任に就いた以上、しっかりその職責を果たしてほしいものである。
 一昨日、安倍首相と翁長沖縄県知事が初会談したが、昨日は維新の党の江田代表が翁長知事と会談し辺野古移設問題で意見交換し、その後の記者会見で「『辺野古移設を否定するほど無責任ではない』と述べた」(日本経済新聞・北海道新聞)と報道されている。
 沖縄の民意は知事選挙も名護市長選挙も「辺野古移設反対」が勝ったのである。この結果を尊重しなくてはならない。
 沖縄県民からすれば「よそ者が余計なことは言わないでくれ」と反発するだけではないか。この点、火に油を注ぐような発言は問題をこじらすだけである。
 26日から安倍首相はアメリカを訪問し、オバマ大統領と会談するそうだが、その時、安倍首相から「先ずは沖縄の負担軽減のため、普天間飛行場の使用を止める」と提案することだ。そして普天間の代替はオバマ大統領と安倍首相が決断すればなんとでも代替はあるし次の展開ができる。「辺野古ありき」ではなく新しい発想で知恵を出すことが今、大事でないか。
先の大戦で沖縄が受けた痛み、更に戦後、アメリカの占領下にあった苦しみを十分考えて責任ある立場に居る者は考えて戴きたいものである。