昨日、菅官房長官と翁長沖縄県知事が初めて会談したことが大きく取り上げられている。
会談そのものは普天間飛行場の辺野古移設について、進めたい政府と移設に断固反対の翁長沖縄県知事との考えの差は大きく、平行線に終わったと報道されている。
あまり大きく扱われていないが、会談にのぞむ際、ホテル前には300人もの人が菅官房長官に「沖縄の声を真剣に聞け」と、訴えたそうである。逆に翁長沖縄県知事の車には「頑張れ!頑張れ!翁長!」と、大歓声があがったという。
会談が終了後、菅官房長官を乗せた車が出ていく時も、「沖縄の声を聴け!移設作業はやめろ!」の怒声が響いたそうだ。
今の沖縄の思いを表す分かり易い光景ではないか。
中央政府は真摯に沖縄と向き合い、先ずは移設作業を止め、普天間飛行場を使わせない方策をアメリカと話し合うべきである。
平和の配当は、日本人等しく共有している。沖縄県民にだけ、過酷な負担をさせることは間違っている。
沖縄県民の思いと声を私は大事にしていきたい。

先週末に、報道機関は統一地方選挙の世論調査をしている。
北海道知事選では、現職が優位と出ている。想定内のことだ。
佐藤のりゆき氏は挑戦者であり、まだ一回も名前を書いてもらっていない。この一週間で十分現職に追いつき追い越せるデータである。札幌市長候補と連動しながら、最後の追い込みを期待したい。
この一週間が天王山、勝負どころである。