政治資金規正法の改正に向け、各党動きがある。

 民主党や維新の党は、企業・団体献金の全面禁止を主張している。それに対し、与党自民党は否定的だ。
 ここでよく考えなくてはいけない事は、20年前に国民一人あたり250円戴く政党交付金制度が出来たとき、国権の最高機関である国会、国民から選ばれた国会議員は、「国民の税金からもらう以上、企業・団体献金は止めます」と国民に約束した。
 20年以上経って、未だその約束が実現されていないのはなぜか。ここが問題である。320億円の政党交付金は、国会議員一人あたり4500万円になる。(共産党は受け取らない)これだけ巨額のお金が政党に無条件で入り、その上に更に企業・団体献金を戴くというのは「濡れ手に粟」で、甘えの構造そのものでないか。
 ここは、20年前の原点に返って、企業・団体献金は止めましょうと各党合意すれば済む事である。なぜ、与党は廃止しようとしないのか。国民との約束はきちんと履行すべきである。
 定数削減も同様だ。3年前、当時の野田総理と自民党・安倍総裁との党首討論で「大胆な定数削減をしましょう」と公明党も入って決まった事である。
天下に公言しておきながら、実行しない事に、国民は「何をしているのか、信用出来ない」と政治不信を持ち、選挙の際、低投票率にも繋がっていくのである。今国会中に結論を出すべきである。
 昨日は、夕張から網走へ、夜は帯広へと移動した。北海道はやはり週刊新潮さんの記事が話題になっている。地元の十勝毎日新聞によると、書店には売り切れで一冊もないと出ている。中には、まとめ買いの予約もあるという。やはり、それだけインパクトがあったということか。
 私にも、いろいろ聞いて来たり、言ってくる人がいるが「新潮で知りました」としか言いようがない。
子供の話ではなく、分別ついた大人の話なので、第三者が興味本意で言うべきではないと私は考えるからである。  いろんな事があると、つくづく思うものである。
 帯広から列車で千歳に出て、胆振管内洞爺湖町、空知管内由仁町で、それぞれ後援会会合を行う。
 北海道も3月半ばになり、陽光麗(うら)らかで春の兆しである。


室蘭有志の会にて



由仁の会にて
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