鈴木たかこ代議士が予算委員会で初質問に立った。週末は選挙区日程が入っており、準備不足が心配されたが、無難な鈴木たかこ的デビューだった。
 北方領土・竹島問題で岸田外相に「竹島担当大臣を置くべきでないか。」「北方領土元島民の思いをしっかり持って交渉にあたってほしい。」と切実な地元の声を訴えていた。
また、冤罪を無くす為の「新たな刑事司法制度の構築」について上川法相に鋭く質していた。
 最年少議員として唯一の20代議員として、胆(はら)の据わったやり取りであったと受け止めたものである。何よりも歯切れの良い話し振りだった。
これからも何回も経験を積むことにより、更に実りあるやり取りとなって行くことだろう。
 川崎で中学一年生の上村遼太君が殺害された事件で逮捕されたリーダー格と言われる18歳の少年が容疑を認める供述をしていると報道されている。
 朝日新聞1面記事によるとこの18歳の少年は事件の1カ月前に上村君に暴行をし、大けがをさせ、このことを上村君から聞いた友人らがこの少年宅に行き、謝罪を要求し警察が駆けつける騒ぎになっていたという。
 この段階でこの18歳の親は何をしていたのか。自分の子供を親としてしっかり指導したのか。警察もどうしてきちんと話をよく聞いて対応しなかったのか。
上村君の親も顔が腫れたり、ケガをしている自分の子供の異変に気がつかなかったのか。皆、それぞれ無責任ではないか。救える命をみすみす手放している。
事件を起したこの18歳の父親はきちんと説明責任を果たしてほしい。
 上村君の親も指導監督できていたのか肉声で語ってほしい。騒ぎになって少年の家に行った警察官もどんな受け止めだったのか明らかにしてほしい。
 大人が無責任すぎる今回の事件に何とも言いようのない虚しさ、憤りを感じるものである。
 殺された上村遼太君が当時どんな気持ち、思いでいたかと思う時、何ともやりきれない。
 上村君のご冥福をお祈りしたい。