朝刊各紙はイスラム国が公開した、後藤さんを殺害した映像を一面トップで扱っている。
安倍首相はテロを非難し、決して許さぬとし、国際社会と連携して行くと表明している。しかし何か虚しい虚脱感に襲われる。
昨日の映像から見る限り、後藤さんは諦めにも似た目つきで座っている。何とも言えぬ思いが伝わってくる。イスラム国側は、日本人をこれからも標的にすると、日本に対する姿勢を明らかにしている。
テロにひるまないと声高に言っても、見えない敵との戦いはやっかいである。国際社会でスクラムを組んで、情報を共有して対処していくことが大事である。日本のインテリジェンス能力が問われるものである。
昨日の北海道、とりわけ根室市、羅臼町、オホーツク海側は、大変な防風雪であった。瞬間風速が30メートルを超え、積雪も1メートルを超えた場所がある。地吹雪で、ホワイトアウト(前が見えない)で、この恐ろしさは、経験した者しか判らない。自然の猛威の前に、成すすべもない状態だ。
この厳しい自然と向き合っているのが、北海道である。そこには、政治を必要としているのだ。東京中心にものを考えるのではなく、それぞれの地域に悩み、苦しみがある。それに応えていく、声なき声を聞くのが政治ではないか。
リージョナルパーティー地域政党のファーストランナーとして新党大地は主張して行く。「明日の日本をつくる北海道 北海道が良くなれば日本が良くなる」と。
19時から、札幌大地塾2月例会。テロ問題、統一地方選挙等の話をさせて頂く。
来月は知事選挙公示である。今年も1月があっという間に過ぎ、4月迄日程が詰まっている。一日一日を大切にして参りたい。