沖縄県の翁長知事が就任挨拶と来年度予算要望のため上京していたが、安倍首相・菅官房長官とは会えなかった。
 仲井真前知事とは普天間飛行場の名護市の辺野古沖移設を受け入れるといつも会うようになっていた。随分と差を付けた対応である。
 翁長知事は山口沖縄担当大臣とは会っているが、ここは官邸の姿勢・空気を感じ取り、山口大臣にも会わない方が良かったのではないか。
 選挙という民主的な手続きにより選ばれた知事は沖縄県民の代表である。
 日本にいる駐留米軍の74%が沖縄に集中している。沖縄県民に多大な迷惑と負担をかけている現実を真摯に受け止めたなら翁長知事に対し、もっと親切心を持って接するべきではないのか。
 こうした上から目線の力で押し込むやり方はどこかで歯車がかみ合わなくなることだろう。いずれ時間が解決する。沖縄県民の思い・声が必ず通るものと確信してやまない。
 普天間飛行場を名護市に移設することに係った一人として私は沖縄県民の判断を、思いを、声を尊重して参る。
 あの綺麗な海を埋め立ててはいけない。知恵をだし、冷静に考えることをお勧めしたい。
 理化学研究所の調査委員会は、STAP細胞はなかったとする報告書を昨日公表した。これだけ世間を騒がせ、世界から信用をなくした事実は極めて重い。
 小保方晴子氏は説明をしっかり果たすべきだ。野依理事長も組織のトップとして明確な責任を取るべきである。
 日本の学者は捏造や不正を働くと外国から、世界から思われたのでは日本全体にとってマイナスである。
 日本は潔い国民性があり、きちんと責任を取る信義・道義に熱い国民性だと今一度それぞれの立場で考えて行こうではないか。
 朝7時過ぎの便で帯広に飛び、32年前、私の最初の選挙からお世話になった方の告別式に参列し、心からのお参りをする。
 帯広市内を廻り、夕方釧路に向い17時より鈴木たかこ選挙対策本部の解散式に出席。
 225票は悔やまれる数字だが、堂々たる闘いだった。次は、今度こそはと言う空気が大きく広がっており有難い限りである。
 常在戦場、鈴木たかこ代議士自身が一番考えているようで頼もしい。日々しっかり活動すればいずれ時間が解決してくれる。
 選挙事務所につめてくれた皆さんに心から感謝申し上げる。気持ちの良い選挙戦をさせて戴いたことに改めて手を合わせるものである。